ペットと快適に暮らす家づくり
ペットは大切な家族。
大切なペットが幸せに暮らすために大切なことは出来るだけペットにストレスを感じさせない事です。
ペットがストレスを感じる要因は様々ですが出来るだけすこやかに生活させてあげたいですよね!
特に、夏の暑さ・冬の寒さ、大きな音や人の気配がストレスの大きな問題になります。
「ペット禁止」とするアパートや借家が多いためか...。
「おうちを建てたら、絶対ペットを飼ってね」と、ご家族にせがまれていませんか❓
実は、飼い始めたきっかけを尋ねると、
「子どもにせがまれて」という声が一番多いそうです。
ペットの2トップと言えば、犬と猫。
なかでも長年の王者は犬でした。それが近年、大きな転換期を迎えてるそうです。
というのも、昨今、猫の飼育数が犬と並ぶ勢いで増えてるそうです。
余談ですが、私もペットショップで猫2匹(雌雄)購入したのですが、...現在、まさかの6匹...。
かわいい子猫4匹が、母猫より大きくなって、にぎやかな毎日ですが、癒されてます。(笑)
かつては飼い猫でも自由気ままに外出させてるのが普通でした。
しかし、交通事故や病気の感染を防ぐために完全室内飼いが主流。
室内飼いになってきたことで、猫の平均寿命が大きく伸びていて、最近では20年近く生きるのも珍しくなくなっているそう。
それだけの期間を共に暮らす、ホントに家族とも言えるパートナー、ペットとの暮らしを考えるのはとても大切なこと。
室内飼いが基本だからこそ、新築するなら可能な限り互いが自然体で暮らせるように住まいを見直したいですよね。
ペットと一緒に暮らす場合に、配慮してあげたいのが床と壁
これは、主に住宅の床に原因が!
表面がツルツルとしたフローリングは、肉球で床を踏みしめて歩くワンちゃん・ネコちゃんにとって滑りやすく、床材によってはケガをしてしまう恐れがあります。
そこでお勧めなのが滑りにくい加工が施されている床材、かつメンテナンスしやすいものです。
関節が成長期にある子犬・子猫や、肉球まわりに毛が多い犬種・猫種、さらには肉球が乾きやすい老犬・老猫は、足腰に負担をかけないように滑りにくく、かつ清潔さを保つために汚れにくい床材を使ってあげたいですね。
さらに猫の運動不足の解消には、上下運動をサポートする階段状のステップを最初から壁に取りつけたり、床から腰高までの壁に傷がつきにくい材質の腰壁を貼っちゃうのもオススメ。
猫との暮らしでいちばんの悩みは、壁での爪とぎ・・・っていう方も多いのでは?
床だけでなく壁にも対策する場合、ひっかき傷防止シートとかの保護シートもあるけど、デザイン的にはイマイチなので、 キズがつきにくい建材で腰壁仕様にするのもオススメ。
オシャレな内装 と ひっかき対策 × ニオイ対策 × アレルギー対策 どちらも叶えたいですよね。
いずれの場合も、掃除がしやすいタイプを選べば、ペットにも人にもやさしい空間になるはず。
さて、もし皆さんが、
・何があっても、絶対に大きい声を出してはいけません!
・この部屋から出てはいけません!
・この部屋にあるものに触ってはいけません!
・あなた一人の時は、暑さも寒さも我慢しなさい!
とか、自分の家なのに、これらの制約を設けられたら、きっとツライですよね。
ひょっとしたら、ペットはそんな生活を強いられてるのかも❓
滑りやすい床で生活したために、足腰を痛めたり・・・
その動物の習性として、あちこちかじっただけなのに、飼い主に怒られたり・・・
そんな思いをさせないためには、どうすればいいのでしょうか?
皆さんは『家族全員が、今よりもっと幸せに暮らせる家』を建てたいと思っていますよね。
ペットも家族の一員ですから、同じように心を配ってあげましょう。
「家族みんなは、どんなペットと暮らしたいの?」
「今飼っているペットを、もっと快適に生活させてあげるには?」
ということは、家づくりした後に考えるんではなく、もっと前の段階で考えてあげてくださいね。
「そのペットの習性は?」
「どんな生活環境(建材・室温など)が合っているの?」
「ペットに必要なお金は、毎月どれくらい?」
ペットの種類によっては、お世話するのに毎月数万円以上かかることもあります。資金計画に組み込んでおかないと、後で大変なことになるかもしれません。
ペットの環境を考える時に大事なこと
人もペットも両方が健康で快適に過ごせる温度・湿度など「室内環境」について考えることも、とっても重要です。
ペットの種類や個体差で多少違いはありますが、犬や猫は、人とほぼ同じくらいの環境が快適だと言われてます。
人にとって「暑くも寒くもなくて快適と感じられる温湿度環境」とは、夏はだいたい25度、冬はだいたい22度で、湿度は50~60%と言われています。
そして、忘れちゃいけない、気をつけてあげたいことは、ペットが暮らす環境は人の膝より下、床上50cmくらいであるということ!
犬は暑いのが苦手で、足の裏の肉球以外に汗腺がないから、口で「ハァハァ」と息をすることによって、体内の温度を下げています。そのため湿度が高いと、いくら口で息をしても体内の温度が下がらないんです。
実際、室内で家族と一緒に過ごしている時に、犬だけが熱中症にかかってしまうこともあるそうです。
猫は、比較的暑いのは平気です。ひんやりするものがあると、そこで自分で身体を冷やします。
ただ、一般的な猫は、寒がりなので(猫はコタツで丸くなる...)、冬は、暖かい環境が必須です。
これからの季節、寒くなると街の猫たちがエンジンルームやタイヤの間に入ってしまうことがあります。
気づかずにエンジンをかけてしまった...そんな悲しい事故を防ぐのが、「猫バンバン」。
「猫バンバン」の重要性とやり方については...。
話が、かなりそれそうなのでご自身でお調べください。
人間にとっては、我慢できる暑さでも、ペットにとっては違います。
そういう意味でも新築時に、高気密・高断熱の家にすることで、保温性が高く、外部からの影響を受けにくいから、ペットが苦手なエアコンや扇風機の風をかわいい犬や猫に直接当てることなく、いつ、どの部屋にいても気持ち良く!
しかも省エネで、快適に暮らすことができます。
ここがポイント!
解決方法はお家の性能をあげる事です。
断熱性能と気密性能を上げるだけでいいんです。
家族で相談をして、飼いたいペットの種類が決まったら、家づくりを任せる予定の会社スタッフに伝えてみてください。
これまでの経験を交えた、いろんなアドバイスを聞き出しましょう。
もし同じペットを飼っているスタッフがいたら、より深い話ができます。
そこは遠慮しない方がいいですよ。
「賃貸じゃ好きなペットが飼えないから・・・」っていう理由で新築を決意する人も少なくありません。
これって、とっても共感できますよね!?
ペットって、日々の生活の中で癒しを与えてくれたり、家族やご近所の人とのコミュニケーションのきっかけになったり、人間の精神面に良い影響を与えてくれてるって思います。中には、体を動かす習慣をつけるために犬を飼う人もいるとか。
とにかく、家族の一員として飼うペットですから、長い間元気に過ごしてもらえるように、新しいマイホームでのペットの生活環境も考慮し、床材とかには注意してあげましょう。
これから犬や猫を飼おうという人は(なんたって家族なんだから)、多少家を汚されることぐらいは覚悟のうえで、被害を最小限に抑えるため、しつけをしっかりと施して(人間の子供と一緒です)、人もペットも幸せになる暮らしをぜひ送ってください。
ペットが安心安全に暮らすために必要な工夫
ペットと人が安心安全に生活するための工夫や配慮を以下で見ていきましょう。ペットとして飼われることの多い、犬と猫それぞれに分けて紹介していきます。
愛犬と暮らす家で必要な工夫
まずは、愛犬と暮らす家のおすすめの工夫について見ていきましょう。
散歩の準備・後始末ができるスペースを作る
犬にとっての散歩は、身体と心の健康を保つ上でとても重要な意味を持ち、必要不可欠な日課です。毎日のことのため、散歩の準備と後始末が楽にできる工夫や配慮を施すと良いでしょう。例えば、玄関に広い土間を作ってそこで散歩の準備をしたり、散歩のグッズを収納できるスペースを設けておくのがおすすめです。また、散歩から帰宅した際に愛犬の足を洗えるスペースを玄関の近くに設置すると大変便利でしょう。
ドッグガーデンを作る
走り回るのが大好きな犬は、たとえ毎日散歩に行っていたとしても、家でも自由に動き回れる環境を作ってあげると良いでしょう。庭の一部、または屋上を犬のための広場、ドッグガーデンとして設けることで、運動不足の解消やストレス発散に役立ちます。
ヒノキチップを活用する
かつて犬の死因で多かったのは、蚊によって広がるフィラリア。そんなフィラリアから愛犬を守るためには、ヒノキチップの活用がおすすめです。ヒノキには防虫・防臭・防カビ・抗菌効果があり、蚊の量を抑制するのに役立ちます。ヒノキチップを庭や観葉植物に敷くことで、予防効果が期待できます。
行き止まりをなくす
家の間取りを検討する際に、行き止まりのない回遊動線をつくるのがおすすめです。愛犬がストレスなく走り回ることができ、運動不足解消になるでしょう。
愛猫と暮らす家で必要な工夫
愛猫と暮らす家におすすめの工夫を見ていきましょう。
キャットウォークを作る
高いところや縦や横などの立体的な移動を好む猫には、キャットウォークがおすすめです。吹き抜けなどを利用して段違いの棚をあちこちの壁に取り付けると、屋内の猫の動きが観察できて飼い主も楽しめます。
日向ぼっこできるスペースを作る
猫は日向ぼっこが大好きな動物。日にあたることで、気持ちが良いだけでなく、幸せホルモンの分泌やダニ・ノミの駆除、体温調節などに役立つとされています。天気の良い日に、気ままに日向ぼっこができるスペースを家の中に設けましょう。
自由に行動できるペットドアを作る
好奇心が旺盛なのも猫の特徴。目の前にしまっているドアがあると、開けようとしてアタックをするほど自由に動き回りたい習性を持っています。そのため、動物用のドアの設置が最適です。夜に活動する性質のある猫が、夜中でも飼い主の手を借りず自由に動き回れるようにペットドアを設置してみてはいかがでしょうか。
犬・猫共通の必要な工夫
犬・猫共通のおすすめの工夫を見ていきましょう。
階段を緩やかに作る
ペットの身体に負担をかけないよう、階段は緩やかに作るのがおすすめです。飛び降りたときの肉球への負担を減らせるでしょう。緩やかな階段は人間にとってもメリットがあります。例えば、妊娠したり、歳をとったりした際に安全に昇り降りできるでしょう。
ペットに優しい床材を使用する
床材は、ペットに優しい滑りにくいものがおすすめです。滑り止めの加工がされているフローリングを選んだり、コルク生地のマットやタイルカーペットを貼ったりなどの工夫をして、ペットの怪我を予防しましょう。
ペット用の小窓を作る
犬や猫は視覚的な刺激に反応する動物のため、外の様子が眺められる小窓を設けるのがおすすめです。ご主人が留守の間も小窓から外の様子を観察したり、日向ぼっこをしたりして楽しめるでしょう。また、家族が不在でも外からペットの様子が見えることで、犯罪の抑止に効果があります。ペットの目線の高さに合わせて、階段の踊り場や玄関脇などに小窓を設置してあげましょう。
自然を感じられるスペースを作る
ペットとの暮らしでは、より自然に近い環境を作ってあげるのがおすすめです。外の風を感じられるブラインドシャッターや、ペットが寝転ぶのに最適な土間などを設けてあげると良いでしょう。
プライベートな空間を用意する
ペットも人間と同様に、プライベートな空間が必要です。休憩や食事をする場所として、ペットのスペースを階段下などに設けましょう。特に猫は野生時代の習性から人目を気にする傾向にあるため、家の中に隠れるスペースを設けるのがおすすめです。犬は、人と触れ合うのが好きなので、リビングの一角にプライベートなスペースを設けましょう。
食事の場所を家族の動線から外す
食事中の動物は興奮状態にあるため、小さい子供が手を出すと危険です。このようなアクシデントを防ぐため、ペットが食事をする場所を家族の動線から外し、コの字またはL型の「安心して食事ができるスペース」を設けましょう。
飛び出して怪我をするのを防ぐ
お出迎えが大好きなペットのために、玄関近くに飛び出しを防げるフェンスや扉を設置しましょう。特に、車や人通りが多い道路に面している家では、こういった工夫が必要不可欠です。また、動物が苦手な人が訪問してきた際にも対応しやすいでしょう。
常に清潔が保てる工夫をする
ペットと暮らしていると、散歩でついた汚れや抜け毛、尿などで家が汚れやすい傾向にあります。そのため、常に清潔が保てる工夫が必要です。汚れが付きにくく落としやすい床材や壁紙を選んだり、掃除道具が取り出しやすい収納スペースを作ったりするなど、常に衛生的な空間を保てる工夫をしましょう。
収納スペースを充分に確保する
犬や猫にとって、床に置いてあるものや落ちているものは全ておもちゃ。そのため、大切なものや壊されたくないものは、犬や猫の目が届かない場所に収納しておきましょう。犬や猫の誤飲を防いだり、自由に歩かせることができるというメリットもあります。家づくりの際に、充分な収納スペースが確保できるよう、計画を立てましょう。