耐震・断熱・施工性を兼ね備えた住宅用パネル
度重なる大きな地震によって、施主様が住宅に求める性能の上位に、強固な耐震性能はランクされて続けています。
そして、夏涼しく冬は暖かい室内環境が、半ば常識になった今、施主様の温熱環境に対する要望は、さらに高いものとなっています。そんなニーズにお応えして開発されたのが、高い耐震性能と断熱性能を両立させた
新世代の住宅用パネル〈HeavyWALL〉です。耐力面材と断熱材が一体型のパネルのため、工期の短縮にも役立ちます。
HeavyWALL(ヘビーウォール)とは
HeavyWALLは、すぐれた耐震性能を誇る耐力壁と、高い断熱性能の断熱材を一体化した住宅用パネルです。この新世代住宅用パネルは真壁納まりのため施工も室内側から柱間に容易に行えます。職人の人手不足に悩む現場にとっては、施工者の技能差を解消し、同時に工期も短縮してくれる、画期的な建材です。
また、工場で一貫生産されるHeavyWALLは、高いレベルの安定した品質を保っています。これにより、現場では対応しづらい釘打ちの間隔取りや隙間やズレのない断熱材の埋め込みが容易に行えます。
このように、耐震性能と断熱性能を複合することで、耐震対策等級2〜3、省エネルギー等級4に対応する、これからの住まいに求められる新世代の耐力面材・断熱材一体型のパネルです。
HeavyWALL(ヘビーウォール)の特徴01 すぐれた耐震性能による、安心の実現耐力壁の強度を表す指標となる壁倍率。通常型パネルの場合、筋交いが2.0、構造用合板が2.5という数値に対して、HeavyWALLの壁倍率は4.0という強固な耐震性能を誇っています。管理の行き届いた工場で一貫生産されるHeavyWALLは、安定した品質をお約束できますので、構造計算通りの強度を実現できます。たとえば施主様が大きな開口をお望みの場合でも、そのご要望にしっかりとお応えすることも可能です。
02 高い断熱性能による、快適な空間づくり
断熱材として使われているのは硬質ウレタンフォーム。他の断熱材と比べて熱伝導率が低く、すぐれた断熱性能を実現してくれます。
また、防水・防湿性が極めて高いことも特徴の一つ。直に水にさらされたとしても、性能にはほとんど影響がありません。高温多湿で豪雨の多い日本の住宅に求められる性能を兼ね揃えた断熱材といえます。
03 施工しやすく、工期の短縮も可能
耐力面材と断熱材が一体化しているHeavyWALL。つまり、耐力壁施工と断熱材施工の工程とを同時に行うことができる、画期的な住宅用パネルです。これにより工期の短縮も可能。その分建築コストの軽減にも寄与し、施主様にも喜んでいただける工法と言えます。
またHeavyWALLは、柱と柱との間に組み込む真壁構造を採用していますので、足場を気にすることなく室内からの施工が可能となっています。管理の行き届いた工場で、一つひとつ丁寧に製造されていますので、現場では簡単な施工で高い精度を実現します。